Voice of the heart

綴ってます

ブルーライトの海


退屈を持て余して
澄んだ青い空を見上げた


白い雲が眩しい



そこには夏があった



シュワっと弾ける炭酸水
グラスの中で踊る氷


夏が苦手な私の
ささやかな避暑



夕べも彼は来なかった



やるせなさで流れた涙
あれは夢だったかな


暑いから
どうでもよくなって
保守的な自分を脱いで
少しだけ攻撃的な水着を着た



ブルーライトの中で泳ぐ

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