Voice of the heart

綴ってます

鏡の中の女


ふわりゆらりと彷徨った



水中散歩のように彷徨った



それが夕べのこと





明日の朝になったら
いつもの顔して
平気な顔して
何事もなく
街を歩けると思ってた





そんなに上手くはいかないもので



私そんなに器用じゃないもんで



涙の跡が重々しくて



鏡を見たら



また泣けてきた






憐れな女の顔が映ってた

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