Voice of the heart

綴ってます

光のブログ記事

光(ムラゴンブログ全体)
  • 最後の羽根

    美しい羽根を身に纏い 薄青色の光の先へ あなたは虹を探しに飛ぼうとしている 横顔が綺麗 それだけが私の物 思い出はそれだけ 最後の言葉は思いつかなかった さよならは嫌だし ありがとうも一言では足りない 永遠のような一瞬の時間の中 同じ空間にいられたこと いつまでも忘れない

  • はじまりは光

    はじまりは光 その光に向かって 自然と手を合わせる 後悔も懺悔も忘れて 願うならば 光の中に 僅かでも ほんの僅かでも 愛があれば 人はそれを幸せと呼ぶのだろう

  • 静かな終わり

    終わりに向かう淋しさが なぜか心地良い今夜 何を思い誰を想う 貴方は 何を思い誰を想う 問いかけは永遠に続き その中でひっそり眠ろう 終わった先の光を夢見て

  • 先ずはそれから

    山ほど話したかったこと 後回しにして とりあえず抱きしめて 先ずはそれから 心の安定はいつもあなた ちょっとでも欠けたら一大事 眠りにつくときも 一日の始まりも 当然であってほしい そして当然は必然であってほしい かけがえのない光のように とりあえず抱きしめて 先ずはそれから

  • 可視光

    光が綺麗で いつまでも目で追っていた 光は樹に止まり 次に葉に止まり 飛んで 花に止まり やがて空に消えてった 黄色も赤も桃色も それぞれの緑色にも 光は飛んで宿り 私を虜にして消えてった 消えることは判っていた だからせめて消えるまでの 瞬間だけでも 取り留めておきたくて 綺麗な光を いつまでも... 続きをみる

  • Negative loop

    疲れた体 心はもっと疲れてる 休みたいと願っても その願いは叶わず 更に疲れる負のループ その重い鎖 氷のように冷たくて 断ち切れないまま錆びていく 私の声は届かない どんなに叫んでも 闇に吸い込まれるだけ 光は どこにあるの?

  • ふたつの理由

    並んでいた光が綺麗で 流れてきた音楽が切なくて そのふたつの理由だけで充分に 泣くに事足りるのです 他人には理解し難くても 同類の人がいなくても 泣かない理由にはならなくて 通りかかった猫が同情的に足元に絡まって だから余計に泣けるのです 今日も綺麗な空でした そして優しい風でした そのふたつの理... 続きをみる

  • 逍遥

    木霊が踊る 光に踊る 私は見上げる 空を見上げる 雲と風で描かれた模様は 海の波のようです

  • ささやかな願い

    ささやかな願い 煌めく光に 透明な風に 俯く蕾に あなたの頬に そっと 届ける

  • 準備

    今宵 堕ちていく闇のために 紅をひく どうせ見えやしないけど どうせ見てももらえないけれど 鏡に 硝子に 波打つ水面に 映る私がとても綺麗で 嬉しくて涙で潤む 今宵 堕ちていく闇のために ありったけの光を集めて 紅をひく

  • 未熟

    満ちる前 ほとんど変わらない その違いは一体何? 許しを乞う 手を合わせて仰ぎ見る その相手は一体誰? 昨夜の夢のつづき まだ闇の中 光の前で見失い 戸惑い迷う 明日の私を夢見ながら

  • 滴り落ちた雫は 最後の一滴 目覚めた青 馬鹿げた話かもしれない けれど 深呼吸して 流れ込んできた空気は 希望の匂いを含んでいた 全部気のせい 諦めていた夢 続きと終わりの狭間で 迷い苦しんで やっと見つけた もう戻らない 戻れないから 明日は明るい日と書くんだと 子供の頃の呟きを思い出した 光へ... 続きをみる

  • それも愛だと思った

    数ミリの隙間 差し込む光 それだけ 風景というにはお粗末 でも そこに 愛を見た