Voice of the heart

たかがシャンプー

私の髪の匂いが好きだと言った人 同じシャンプーなのにって 嬉しく笑ったね 幸せだったな 今でも思い出すのよ あの夜のこと 離れた理由なんて今はもうどうでもいい 懐かしさを超えて どうしようもなく恋しい 私の髪の匂いが好きだと言った人 同じシャンプーなのにって 笑った夜を思い出して 泣いてしまう私が... 続きをみる

白い街

秋が暮れてゆく オレンジ色に染まり暮れてゆく その色の中にいる私は 白い街にいるあなたを想っている 白い街が恋しい 凍える風の中で笑いあった二人 キリトリノセカイは永遠で 愛しくて哀しい 「またね」が叶わないまま 秋が暮れてゆく オレンジ色に染まり暮れてゆく 私もオレンジ色に染まり 白い街にいるあ... 続きをみる

浸食

色が変わっていく 浸食されていく ゆっくりと じんわりと その色の変化を見ながら 早く染まりたいと思ってた 憧れが現実になる 悦びが押し寄せてくる 気付けば もう抜け出せない 乾いた大地が恋しくても

あの人の夢

また見た夢は あの人の夢 何のドラマもない ただの食事風景 それでも私は幸せで 崩れた卵焼きに笑って 文句を言うあの人に ちょっとだけガッカリして だけど 美味しいって言ってくれたことに 泣きそうなほど嬉しくなって そこで目覚めた あぁ夢 夢だった また見た夢は あの人の夢 別れたのに恋しい あの... 続きをみる

あなた

あなたの言葉に傷ついて なのに あなたの言葉に救われたくて また舞い戻る 憎らしいと恋しいを繰り返し 降り出した雪に 愛を問う