Voice of the heart

砂嵐

いつから泣かなくなったんだろう 哀しくないわけじゃないのに 寂しくないわけじゃないのに 最後に泣いたのはいつだっけ 思い出せないくらいになった 同じ時間になっても あの人を待つことはなくなった 自分がえらく強くなったかのようで その違和感は日に日に増していく 決して穏やかではない心情に巻き起こるの... 続きをみる

そのほうがいい

段々平気になっていく それが強くなることだと思い込む 本当はひとつも強くなってない それでも泣かなくなったのは ただ単に感受性を失っただけ 泣いている自分が嫌だったけど 泣いている自分も愛せたのなら そのほうがいい

残り火

雨を待っていた、今夜 それはあなたのようで 泣かなくなった、私は 何も持たず飛び出した 感覚だけ信じて 感覚だけを信じて いつまでも待っていた 誰にも知られない、今夜 消せない恋の残り火 それはあなたのようで

真冬の青空

もう振り返ることはないと思っていたのに もう見返すことはないと思っていたのに 負けた 自分で決めたことさえ 簡単に破って 何がしたいのかも分からないのに ただ眺めてた 泣かなくなった それは強くなったのじゃなく それだけの時が経ったに過ぎない この思いどこに置いていこう こんな自分でどこに向かおう... 続きをみる