飛礫
小石を投げた本人は
誰かに当たっても
笑って済ませてしまう
痛みの想像すら出来ずに
投げたことさえ忘れてしまう
事件だなんて思っていない
遊びだとさえ思っていない
当てようと思っていなければ
投げてもいいのかと問えば
誰でもやってることだろと
平然と開き直って答える
想像しろ
痛みは受けたものにしか分からない
傷は
見えなければないわけじゃない
想像しろ
その指先で戯れただけのことが
重き命さえ
一瞬でなくしてしまうんだということを
小石を投げた本人は
誰かに当たっても
笑って済ませてしまう
痛みの想像すら出来ずに
投げたことさえ忘れてしまう
事件だなんて思っていない
遊びだとさえ思っていない
当てようと思っていなければ
投げてもいいのかと問えば
誰でもやってることだろと
平然と開き直って答える
想像しろ
痛みは受けたものにしか分からない
傷は
見えなければないわけじゃない
想像しろ
その指先で戯れただけのことが
重き命さえ
一瞬でなくしてしまうんだということを