Voice of the heart

綴ってます

偏った見方


嫌いと弾いたものを
好きだと拾う人もいる


上品だと憧れたものを
下らないと蔑む人もいる


下品だと罵られたものを
素晴らしいと褒める人もいる


不味いと捨てたものを
旨いと欲しがる人もいる


偏見だらけで出来ているから
偏見が正当化されまかり通る


確かなことを教えてもらわなかった
可哀想な子供達の成れの果て


大人だと決めつけられた人が
彷徨い行き交う無機質な社会で
自分の「好き」見つけられたら
それをきっと幸せというのだろう

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