Voice of the heart

綴ってます

エクスタシー


不意にやってくる感覚に
全身麻痺しながら
それでも必死に掴んだ


それを愛だと確信したかった


本当は知ってる


あなたと私の間の
どこにも愛など無いこと


あなたの指先で溶けながら
愛されていると感じたかった


そのまま死んでもいいと思った


愛さえ残らないのに


まるで媚薬
もはや中毒


あなたの腕の中で
全身麻痺しながら


愛されていると夢をみる

×

非ログインユーザーとして返信する