溶けそうなほどの暑い夜 私の身も心も溶かすのは それだけじゃないの あなたの眼差しと指先 酔わされるのは綺麗色のカクテル それだけじゃないの あなたの台詞と口づけ 耳まで熱く色付く夜だから あなたの唇に私の色を移したら そこから始まるリップナイト
指先のブログ記事
指先(ムラゴンブログ全体)-
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待っていたのよ 二人だけのこの時を だから もっと深く もっと長く もっと密に 息遣いまで全部 甘く荒くこぼさず 私を満たして 優しく触れて全部 絡んで離れない あなたの指先 私の指先 もっと深く もっと長く もっと密に 寂しい想いをさせた分 不安な気持ちにさせた分 この時間止めないで
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冷たいままの唇 指先はもっと冷たい 心は感覚麻痺 あまりにも残念な夜 あなたが誰だかさえ分からなくなる ねぇ教えて 雨はいつ降るの?
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あなたの心に触れたくて 手を伸ばしたら 指先が切れました 痛くはなかったけれど 紅い雫が綺麗で それだけで 涙が出ました 私の傷ついた指先を見て ありがとうと言ったあなたの言葉に 安堵して また涙が出ました それが私の 最初で最後の想い出です
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指先が求めてる 締め切った部屋 感情には蓋をする 音だけの季節外れの花火 好きでも嫌いでもない曲 全部どうでもいいよ 指先だけが知ればいい 真実は闇に隠して あなたに溶ける
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鏡の前 見つめるのは顔じゃなく 指先 あの人が好きだと言ってくれた 何も塗っていない 指先 軽く痛む心 重い瞼 長い夜 何処へ向かうの 鏡の前 いつまでも動けず見つめる 指先
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甘い言葉で溶かして その指先で混ぜて 瞳を閉じてる間に キスをして もっとキスをして シーツの波 私を呑み込んで あなたの体温 私の体温 混ざり合って 微熱に犯される 愛してる 何度も言うわ 愛してる
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差し伸べられた手が 思いのほか温かくって 私の冷たい指先が とても恥ずかしく思えた 涙が出そうになる 温もりを知るからこそ 冷たさが哀しくなる 当たり前のことなど 実はどこにもなくて とんでもない奇跡の積み重ねの中で 私達は生かされている 見上げた夜空 流れ星 ほら 遥か遠い奇跡が届く
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永遠に感じる 一瞬 匂いも どこかで記憶している 青い夏 笑い声 優しい指先 小さな花 夜風も 一瞬 それが永遠 いつまでも熱を持ったまま
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君もそう思ったはずだ 認めなくたっていいよ 間違いだとしてもいいよ だけど君の指先は正直だ 臆病者だとしても 正義感があるならば もう少しだけ 今よりもう少しだけ 優しい未来を創ろうよ 共感してくれた素直さが 昨日までの私を慰め 明日からの勇気に変わる 君の明日もきっと変わる
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人は皆 愚かで弱く 我が儘で哀れだ だからこそ 愛おしい ずっと寄り添って 温もりを信じたい 私も 愚かで弱く 我が儘で哀れだ 冷えた指先で 温もりを探している
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あなたが私を見つめる その眼差しに愛を感じて 私は眠れた あなたが私に触れる その温かい指先が優しくて 私は笑えた あぁこれが 幸せなんだと知った 寒い寒い外を見ながら 私はまた微睡んだ
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この冷たさは冬のせいだけじゃない 感覚のなくなる指先 あなたを想うこの気持ち 切なくて揺れる 眠れないまま揺れる ただ声が聴きたい