掛け違いは
ほんのちょっとのはずだったのに
気が付けば
大きなずれになっていた
途方に暮れる
このままでもいいか
いや、駄目か
何もできず
ただ見つめている
途方に暮れる
いつまでも
戻るに戻れず
進むに進めず
掛け違いは
ほんのちょっとのはずだったのに
気が付けば
大きなずれになっていた
途方に暮れる
このままでもいいか
いや、駄目か
何もできず
ただ見つめている
途方に暮れる
いつまでも
戻るに戻れず
進むに進めず
何を選んできたのか
何を見てきたのか
何を大切にしてきたのか
どうにもならない虚無感で
後悔の渦に呑み込まれる時がある
呑み込まれながら
見上げた空に
ほんの一瞬でも
希望が見えた気がして
伸ばした手が触れそうで
何を信じていいのかも
分からなくなっているのに
何故か
また信じたくなる
それが一体何なのか
知りたくなる
また風が一段と冷たくなったね
深くなる白も冷たいね
繋いだ手
手袋越しに伝わる温もり
こんなにも白の中で
きっと白だから
愛を叫びたくなる
何も変わらないよ
どんなに泣いても
不安でも
寂しくなっても
自信を失っても
もう誰もいないと嘆いても
僕は
何も変わらないよ
愛はいつもある
だから
笑っていて
僕のために
泣くのをやめた
なんとなく
なんとなくね
偶然
否、
必然の
クリスマス・イブ