Voice of the heart

綴ってます

願い


願わくば
 こんな日が毎日続きますように


あなたの明るい声が
 私の中で反響して増幅する


だから私は今日も笑える


だから私は今日も夢見る


だから私は今日も生きる




願わくば
 こんな日が永遠に続きますように

三日月の朝


三日月の朝


冷え切った空気が眠気を覚ます




月の光は星よりも弱くて


届かない想いと重なる




星は落ちそうな位置にいて


だけど決して届かない




ほのかに空が軟らかい色を増す



朝が来る



太陽の朝が来る




三日月は俯いて光の涙を流す


その姿は自分と重なる

子守唄


おやすみと 
 おはようが
  一緒になる時間


眠いはずなのに
 嬉しくて眠れない


ううん、
 もったいなくて眠りたくない


目が覚めた時
 夢だったら嫌だから


まだ
 あなたの声に
  抱かれていたい


大好きよ


   大好きよ

カフェ・オレ


静かな午後


カフェ・オレを飲む


カフェ・オレはホットで


そして、あなたを想う




褐色の液体に真っ白いミルク


ぐるぐると混ざり合って


いろんな想いが混ざり合うようで




静かな午後


空の色も変わる頃


飲み干したカフェ・オレ


そして、あなたを想う

悪魔の名前


なんでだろ
 切なさがやって来る



それは多分
 私の中にいる嫉妬という悪魔のせい



ほんの些細なことで



それは例えば
 名前を呼んでもらえないとか



それは例えば
 あの子のほうが綺麗だとか



それは例えば
 出逢ってからの時間が短いだとか



そんなつまらないこと



私が切なくなるのは
 嫉妬という悪魔のせい