あなたの嘘が嫌いだった
あなたの嘘が悲しかった
何度も重ねる嘘の上書きに
私は辟易していた
ときめきなんてとっくにないよ
それでも愛は確かにあったよ
出来ることならば
一緒に笑っていたかった
あなたの嘘が嫌いだった
あなたの嘘が悲しかった
だけど今は
すべてが嘘であってほしい
あなたの嘘が嫌いだった
あなたの嘘が悲しかった
何度も重ねる嘘の上書きに
私は辟易していた
ときめきなんてとっくにないよ
それでも愛は確かにあったよ
出来ることならば
一緒に笑っていたかった
あなたの嘘が嫌いだった
あなたの嘘が悲しかった
だけど今は
すべてが嘘であってほしい
つまらない言葉で傷ついている
なんだか自分もつまらなく感じる
心無い言葉で落ち込んでいる
なんだか自分まで心失くしたようだ
錯覚とは不甲斐ないもので
簡単に囚われて堕ちていく
這い上がるのは
堕ちるより容易ではなくて
いつのまにか身に着けたのは
諦めと言う名の怠惰
そのうち誰かの言葉じゃなく
自分の問題だと気づく
そのことにまた
傷つき落ち込み
堕ちる
堕ちる
ほっとして泣いた
心から愛しいと思った
きっと気付いていなかった
間違いなく大切な人
あなたは
私の大切な人
同じだね
同じなんだね
嬉しいような
でも
切ないような
複雑な気持ち
だけど
やっぱり
嬉しいのかな
寂しさも
悲しさも
君と僕
同じなら
少し減っていく気がする
そんな風に思うよ
ころりと転がっているのも
ふわりと浮かんでいるのも
とげとげと尖がっているのも
ちくちくと痛んでいるのも
全部
わたしの気持ち