無意識に近道を選んで 気付けば遠回りをしていて 一見無意味なようで でもそれは 金木犀の香りに出逢った時に このためだったんだと腑に落ちる 無抵抗のまま蘇る記憶は この香りのように甘くて 絶対的に優しくて 涙が滲む理由として充分過ぎた
優しくてのブログ記事
優しくて(ムラゴンブログ全体)-
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ふわりと見上げた空が 思いのほか優しくて 瞬間 あなたを思い出しました 「今でも好きです」 そんな言葉が自然と湧いて まるで初恋の少女のように 甘く切ない想いに揺れました でもそれは 駅に着いたら また忘れるくらいの 遠い日々の出来事でした
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とても良い匂い ふわふわと優しくて きらきらと輝いて 昨日までの嫌な自分も 生まれ変われそうな気がする 目に見えるものも優しい色で すべてを優しくしてくれる 私も 優しくなれたとき きっと本当の春が始まる
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その声が優しくて その声が聴きたくて その声がとても好きだった いつも優しかった いつも聴いていた いつもどんな時も好きだった 何を話していたのかは 思いさせない だけどあなたの声は 忘れられない 誰よりも好きな あなたの声 もう一度 その声を聴きたい
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いつもの道 いつもの時間 だけど 違う景色に見える ゆらゆらと揺れている ぼんやりと滲んでいる すれ違う人々は沢山いるけど 誰も無口で静かな街 優しくてとても残酷な静かな街で 今日もなんとか生き延びた
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眠い眠い眠い なぜだろう 君といると眠くなる 退屈なわけじゃなくて その穏やかな声のせい 優しくて大好きだよ うん 大好き 自分でも驚くほど素直に言っちゃって 急に恥ずかしくなる 大丈夫 ちゃんと聴いてる このふわふわな甘い感覚 退屈なわけじゃなくて その穏やかな声のせい あぁ眠い眠い眠い