残酷のブログ記事
残酷(ムラゴンブログ全体)-
-
優しくないあなたと 優しくない夏は 容赦なく私を孤独にさせる 太陽も空も残酷で 綺麗な夕焼け空なんか 泣けて泣けて仕方ない 遠く続く海への道は 陽炎揺れて 私の心も揺れる こんなにも情けなく こんなにも不安で だけど こんなにも愛しているの 陽炎揺れて 私の心も また揺れる
-
失ったものを 何かで埋められるわけもなく 失ったものの 代わりさえあるはずはない それでも探している 無意識に情けなく 当然そんな僕に 何の魅力もあるわけはなく 君が離れていった理由を 否応なく見つけてしまった 認めたくはないが 無意識に情けなく 抗いようがない現実は いつだって非情で残酷 こ... 続きをみる
-
あなたの声で聴けたのなら もうそれだけでいいと 本当に本当に心底思った また繰り返す嘘でも 残酷な別れでも あなたの言葉で あなたの声で 私に届けてくれたのなら 全身全霊で受け止める
-
遠く哀しい夢をみたの それは春の 幾度となく繰り返す またあの夢 忘れていたのに 残酷にも自分で扉を開ける そしてまた泣くの 枯れることのない春の 遠く哀しい夢は 優しいあの人そのもの 恋しくて 今なお愛しくて 焦がれる想いのまま 遠く遠く哀しいままで
-
-
一人の時間が増えたから 尚更よく分かるんだ 秋という季節の残酷さが 金木犀の香りも 鱗雲の澄んだ空も 赤く燃える夕刻も なんて残酷なんだ 素直に泣いてみても 夜は冷たい 君が居ないだけで 身に染みて分かるんだ 秋という季節の残酷さが
-
孤独に震えそう でも耐えている 誰にも声をかけられぬように 誰にも悟られぬように 僅かな自尊心 否 違う 心底拒否してるだけ 何に? 何を? よく判らない 惨めな夏は終わる前に 残酷に辛辣に傷を遺す ならば せめて もっと深く深く深く えぐりとって消え去って
-
-
-
-
いつもの道 いつもの時間 だけど 違う景色に見える ゆらゆらと揺れている ぼんやりと滲んでいる すれ違う人々は沢山いるけど 誰も無口で静かな街 優しくてとても残酷な静かな街で 今日もなんとか生き延びた
-
悔しいのは あなたが私を忘れたことじゃない 私があなたを忘れられないこと いつまでも思い出にすがってしまうこと どんどん美化されていく思い出は どんどん残酷にもなっていく 今でも会いたいなんて思ってしまって 情けなさに拍車がかかる 特にこんな夜は
-
-
すんなりと堕ちてはくれない 無抵抗のまま待っているのに 絡まって縺れた糸を解く様に じれったくて 諦めたくなるけれど それさえ許してはくれない 残酷な秒針は私を焦らせる すんなりと 堕ちてはくれない 夜は
-
待っていないのに 眠れない夜はやって来る どうせ来るなら あなたがいいのに 待っているのに あなたは来ない 眠れないまま 逢えないあなたを想う 永い夜はただただ残酷 素敵な思い出もぼやけてく
-
-
-
-
絡まったまま枯れてきた蔦が 貴方と私のようです 秋の陽射しは 穏やかで優しいのに 残酷に季節の終わりを告げます このままではいけないのでしょうか どうせ枯れ死ぬのなら共に 離れ離れにならぬように 絡まったままでいたいのです
-
夢に居たのは 知らない誰か 捜しても 捜しても あの人はいなかった 目覚めて悟る 私の中にまだ あの人が居たこと あの人の中にはもう 私が居ないこと 分かりきってたはずなのに 残酷な朝だった それでもまだ 私は あの人を想う