無意識に近道を選んで 気付けば遠回りをしていて 一見無意味なようで でもそれは 金木犀の香りに出逢った時に このためだったんだと腑に落ちる 無抵抗のまま蘇る記憶は この香りのように甘くて 絶対的に優しくて 涙が滲む理由として充分過ぎた
金木犀のブログ記事
金木犀(ムラゴンブログ全体)無意識に近道を選んで 気付けば遠回りをしていて 一見無意味なようで でもそれは 金木犀の香りに出逢った時に このためだったんだと腑に落ちる 無抵抗のまま蘇る記憶は この香りのように甘くて 絶対的に優しくて 涙が滲む理由として充分過ぎた
一人の時間が増えたから 尚更よく分かるんだ 秋という季節の残酷さが 金木犀の香りも 鱗雲の澄んだ空も 赤く燃える夕刻も なんて残酷なんだ 素直に泣いてみても 夜は冷たい 君が居ないだけで 身に染みて分かるんだ 秋という季節の残酷さが
秋の雨は冷たい そして、ほのかに甘い パラパラ漫画みたいに 断片的に想い出が一瞬で甦る 懐かしさと切なさが入り混じった ノスタルジック 可愛いオレンジ色が地面を染める 泣きたいような 嬉しいような 何とも言えぬ感情が揺れる あの夏が また遠くなった