開いたばかりの花びらが
一瞬で風に散らされていく
惜しげもなく潔く
散り際の花が一番綺麗だと
教えてくれたのは今は亡き人
だから余計に慈しむ
春はまだ先
静かに想い出を辿る夜
開いたばかりの花びらが
一瞬で風に散らされていく
惜しげもなく潔く
散り際の花が一番綺麗だと
教えてくれたのは今は亡き人
だから余計に慈しむ
春はまだ先
静かに想い出を辿る夜
同じ一日を過ごすなら
素敵な日にしたいって
そんなの誰もが思ってる
だけど
そう簡単に素敵な日になんて
なるわけなくて
昨日と同じ堕落した日が
ただ漠然と流れていく
雲みたいに風に押されて
くだらない記事漁って
垂れ流しのMusic
聴いちゃいないけど
無いよりまし
油まみれのディスカウント
左手が汚れていく
一袋じゃ当然足りない
まだ二時間も経ってない
素敵とは程遠い堕落した一日
今日が特別なわけじゃない
昨日も一昨日もその前も
そして
明日も明後日もその次も
当たり前に当然に
くだらない記事漁って
垂れ流しのMusic
右手は器用さに磨きをかけて
左手は汚れていく
一袋じゃ当然足りない
まだニ時間も経ってない
素敵とは程遠い堕落した一日
だけど
これが私の尊い日常
不満なんて無いけれど
できれば何か飲み物と
左手更に汚す一袋を
誰か買ってきてください
素敵な日にしたいなんて思いも
虚しく暮れていく
くだらない記事漁って
垂れ流しのMusic
聴いちゃいないけど
無いよりまし
昨日と同じ堕落した日が
ただ漠然と流れていく
雲みたいに風に押されて
幻だったと思う
痛みも
ときめきも
喜びも
落胆も
嵐のように過ぎ去って
残ったものと言えば
雨跡だけ
それを愛しく見るだけの日々
狂おしいほどの恋しさも
いつしかさざ波のように
懐かしいだけ
その懐かしささえも
幻だったと思う今
雨跡だけは確かにある
深い色の夜空が
回ってる
くるくると
私の頭上で
泣きたくなる日に限って
あなたはいない
何もしたくない
何も食べたくない
何も聴きたくない
ただ側にいてほしい
泣きたくなる日に限って
あなたはいない
窓から見える空
深い色の夜空が
回ってる
くるくると
それが慰めで
だけど
あなたはいなくて
泣きたくなる理由が
また増えていく
手を繋いだことはない
好きと言われたことはない
プレゼントも貰ったことはない
それでも僕の恋人
並んで歩いて帰るだけ
繋いだラインは確かだけれど
向き合って見つめ合うことなんてない
それでも僕の恋人
君の本心は甘いチョコに溶かして
義理でも友でもどっちでも
受け止める僕が本命と勝手に思えば
君はやっぱり僕の恋人