いつもより暗い帰り道
たぶん同じ灯り
きっと同じ道
なのにやっぱり暗い道
私の心を映しているようです
いつもより暗い帰り道
たぶん同じ灯り
きっと同じ道
なのにやっぱり暗い道
私の心を映しているようです
あなたを待つ
夏の午後の
なんと永いこと
不安はさざ波のように
愉しみに水を差す
痛いくらいの陽射しに
うんざりだよ
嫌いになったわけではないのに
離れたくなる
一人になりたくなる
それを君は理解できない
説明するのも面倒だ
説明したところで
ヒステリックに泣くだけだろ
君は
私の気持ちを分かってくれないと
いつも僕を責めるけど
君は
僕の気持ちを分かってくれるのかい?
だからさ
それは
痛いくらいの陽射しに
似ているんだよ
なくなったら困るんだろうけど
あまりの暑さに
うんざりだよ
もう一度言わせてよ
うんざりだよ
いつかの空は
いつかのままで
もしかしたら
やっぱりあれは
夢だったのかもしれない
それでいいや
今はもう
追いかけることも
疲れてしまったよ
いつかの翼は
いつかのままで
美しいままで
記憶にあれば
今はもう
それでいいや
沁み込んでいく
ゆっくりと
心に
そして
泣く
何度も
その繰り返し
じわじわと
沁み込んでいく
成すがままに
既に溢れて
そして
泣く
また今夜も