宿るもの
確信するもの
届くもの
あなたへと
愛も
執念も
宿るもの
確信するもの
届くもの
あなたへと
愛も
執念も
許せないと思っていた裏切りを
あっさり許したように見せたのは
それに伴う復讐を
密やかに思いついてしまったから
長い計画になるわ
きっとあなたは忘れてしまうわ
どんな思いで笑うの
私は心から笑えなくなったっていうのに
私の心を壊しておいて
平気でいられるあなたのほうが
きっと私よりも冷酷で残忍な人
だから待っててね
あなたにぴったりの
いいえ
それ以上の
復讐を捧げるわ
その日までは元気でいてね
私の心は戻らないけれど
その日までは側にいてね
私はそれだけのために生きている
好きでどうしよう
こんなに好きで
おかしくなりそう
コントロール不全
すでに暴走
ヤバいことだけは
ちゃんと自覚してる
嫌なほど女だと思い知る
夏の夜
公園のブランコにて
君の切なさが痛い
分かりすぎるから痛い
ざっくりと開いた傷
誰の目にも触れない奥
血の代わりに流れる涙
自分でも気付いていない傷
なんでもないよって顔して
今日も君は無理してる
君の切なさは僕のもの
分かりすぎるから痛い
やっと気付いた心の傷
それでも
なんでもないよって顔して
今日も僕は無理してる
優しくないあなたと
優しくない夏は
容赦なく私を孤独にさせる
太陽も空も残酷で
綺麗な夕焼け空なんか
泣けて泣けて仕方ない
遠く続く海への道は
陽炎揺れて
私の心も揺れる
こんなにも情けなく
こんなにも不安で
だけど
こんなにも愛しているの
陽炎揺れて
私の心も
また揺れる