不条理な毎日に
生きる意味をくれたのは
あなた
あなたと出会ってから
生きていることが
嬉しくなった
朝から晩まで
あなたで埋め尽くされて
それがとても幸せだった
別れの予感が確信になって
受け入れられないまま
今に至る
不条理な毎日に舞い戻って
生きる意味を見失い
そして
あなたもいない
どこにもいない
わたしはどこに流れてく
ふらふらと
手の鳴る方へ
不条理な毎日に
生きる意味をくれたのは
あなた
あなたと出会ってから
生きていることが
嬉しくなった
朝から晩まで
あなたで埋め尽くされて
それがとても幸せだった
別れの予感が確信になって
受け入れられないまま
今に至る
不条理な毎日に舞い戻って
生きる意味を見失い
そして
あなたもいない
どこにもいない
わたしはどこに流れてく
ふらふらと
手の鳴る方へ
眠る前に君を想い
目覚めたら君を想い
空を見上げても君を想い
道端の花を見つけても君を想い
そんな風に一日中君を想う
最愛だった人との再会は
何のドラマも感動もなく
すんなりと
いつものように
それでも震えた
僅かに震えた
それは誰にも分らぬくらいの
ありきたりの挨拶と
探り合う視線
本当に尋ねたいことは
今も昔も訊けないままで
沸々と再熱しそうな恋心を
冬の風が一瞬で沈めて
二人の間で空回りするだけ
あなたの瞳の奥
私の唇の端
そこから再び始まるのなら
まるで初めての恋のように
互いの冷たい指をからめて
あなたの息と温度を感じる距離に
私の幸せがある
躊躇なく愛してるとありがとうを
何度も言ってくれるあなたの
私はまだその域に達していない
あなたの言葉が確実に沁みる
氷のような私の核が
ゆっくりと溶けていくのが分かる
あなたのように私もなりたい
素直にそう思わせてくれたあなたの
息と温度を感じる距離に
私の幸せがある
共感の中に同情がある
その同情は他者へではなく
自分自身への憐み
いつかの自分と重なって
不憫になって
自然と泣けてくる
優しい人ねと言わないで
そうじゃないの
この涙は自分がどれほど悲しかったか
思い出してしまっただけ
いつかの自分への憐みの涙
今だから流せる堪えていた思い