とろけるほどの愛情
惜しげもなく与えて
当たり前の顔してる
そんなアナタの様に
ワタシもなりたいと
常々憧れてるけれど
まだ言えない
稚すぎて
まだ言えない
いつかなれるかしら
素敵なアナタの様に
とろけるほどの愛情
惜しげもなく与えて
当たり前の顔してる
そんなアナタの様に
ワタシもなりたいと
常々憧れてるけれど
まだ言えない
稚すぎて
まだ言えない
いつかなれるかしら
素敵なアナタの様に
涙のわけは憶えていない
ただ泣いたことは確かで
夢の中でも泣いている自分に
ほとほと呆れ果てた朝
離れてからのことを
互いに語り合うことはない
悪夢を見るより辛い現実
暗くなる街並みを一人見送る
急に涙が溢れそうになるのは
ふと感じる季節の匂いのせい
優しかったあなたとの
楽しかった想い出のせい
日に日に遠くなるのに
日に日に恋しくて
気付けば捜してしまう
あなたの気配を風の中に
日に日に遠くなるのに
日に日に恋しさは増す
なんでもないようなことを
大袈裟に騒ぎ立てて
かと言って
自分は解決しようとはしない
それでもなんとかなってる人
どうしてそれが許されるのか
心底理解できない
そうやってやってきて
これからも
そうやってやっていく
常に気にしているのは
人の目じゃなく
鏡に映る自分で見る自分
髪型だったり
肌艶だったり
そうね
清潔感は大事だけれど
そんなんで片付く仕事は
どこにもないのよ
私もそんな風になれたら
どんなにか気楽でしょう
溜息混じりの諦めと羨望と
微震な怒りと絶望を
どうにか収め平然を装って
さて、仕事だ
プツリと途切れた細い糸
切れたんじゃない
切ったのだ
与えられなくても与え続ける
見返りは求めない
そのことに甘えて自惚れていたのは貴方
単純に見返りが欲しくなったの
だから頂戴
私が与えた以上に頂戴
無理なのは分かってる
だって貴方が変わることはない
だから私が変わるの
変わった私が最初にしたのは
僅かに繋がっていた細い糸
プツリと切って
そして気持ちよく笑ったんだ
私はもう泣かない