今日 私の元に吹いた風が、 明日 あなたの元に届けばいい。 その風に触れて、 あなたが泣けばいい。
詩のブログ記事
詩(ムラゴンブログ全体)-
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訳は訊かなかった 訊けなかった 後悔している 前へ進めない 時間だけ無駄に過ぎて 立ち止まって 後ろばかり見ている せめて 訳を言えばよかった 言えなかった それも後悔している
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キミが言ってくれないから ボクが言うよ 「好きだよ」 でも何か足りない気がする だからもう一度言うよ 「好きだよ」 小悪魔みたいに微笑むキミ 悔しくなるけどそれ以上に 「好きだよ」
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古い雨の歌 今でも心に響くのは 今でもあの日の雨の中にいるから いくら泣いても泣いても 涙は枯れることなく いくら待っても待っても 愛は戻ってこなかった 雨は 今でも私の心に降り続ける 涙はとっくに枯れ果てたけど 雨は 今でも私の心に降り続ける 止むことはない
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早く迎えに来てよ そして抱きしめて やっぱり君を愛していると 髪を撫でて囁いて そしたら私 ちょっとだけ怒って ちょっとだけ拗ねて ちょっとだけ意地悪言ったら それで全部許すから 待っているから 早く迎えに来てよ 寒さに凍えて 許せなくなる前に 早く迎えに来てよ
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この冷たさは冬のせいだけじゃない 感覚のなくなる指先 あなたを想うこの気持ち 切なくて揺れる 眠れないまま揺れる ただ声が聴きたい
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何も無かったことには出来ないから また思い出している 既に充分な時は過ぎているのに 綺麗に忘れることは無理で あとどの位必要なのか分からない 忘れ去ったら それはそれで悲しいけれど 何十年後にふと思い出した時 優しかったらいい それまでの間 あとどの位必要なのか 全く分からない
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いつもより 素直になれた夜だから いつもより 優しくなれた夜だから 月も微笑んで見えた こんな夜があるから また夢が見れるよ ありがとう
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夜明けの色は哀しみ色だった いつか見たそれとは違って 何かを揺さぶられるかの如く 何とも言えない想いがあった だから泣いた その色が続く間だけ 束の間のサイレントモード
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月明りの夜だから 今夜だけは泣かないで 一緒にいようよ 君の震える声 涙を我慢しているね 気づいているけど 気づかない振りしているよ 満月が綺麗だから 今夜だけは泣かないで 一緒にいようよ 僕だって一人になったら 泣いてしまうから せめて 今夜だけは泣かないで 一緒にいようよ
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今日も目覚めとともに 君を探す それは無限ループ 見つかっても 見つからなくても 眠りつくその瞬間まで 知りたい欲求満たせない 地獄のループ
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宝物だった 私には必要ない物だったけど ずっと宝物だった 裏にはあなたの名前 雑に書かれたその名前が愛しくて 恋が終わって 宝物ではなくなった でも捨てられない それは私の気持ちと同じで
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冷めた紅茶 一気に飲み干して 溜息と同時に 一気に涙が出た わかっていたこと わかっていたこと それなのに何故 こんなにも求めてしまうの 冷たい指先 もう届かない あのひとに もう届かない
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今日は、いいよね 今日くらい、いいよね 泣いちゃって、いいよね 自分で、自分を許さないと 泣けないなんて 可哀想だね、わたし
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時がどんなに過ぎても 私は今もあの空の下にいる あの日の気持ち 色褪せないまま あなただけがいなくて とてもとても不自然に 今日のこの空を見上げている
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見る目がなかっただけなんだけど 認めたくない思いがある どうしてだろう 幻滅するくらい呆れたのに まだ嫌いになれない 情けないのはアイツなのに それ以上に 自分のことが情けない あたしに見る目がなかった それだけのことなのに どうしてだろう 嫌いになれない
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爪が割れた 爪切りで切って 不格好になったから マニキュアを塗った 綺麗に見せたくて塗ったのに よけい不格好が目立った あぁ 結局そうなんだ 頑張っちゃって やり過ぎちゃって おかしくなる たかが爪 されど爪 マニキュア塗って泣いている
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寒くなったね ぎゅっとしてよ 照れ屋なあなたにわざと言う ふざけんなよってあなた逃げるけど 私は全然ふざけてない ねぇ ぎゅっとしてよ 寒いからだけじゃない ぎゅっとして 私の心ごと ぎゅっとして ずっと 離さないでよ
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あったかい湯船に沈んで あたし泣いたの 息もできなくて 死んでもいいかなって思ったの 生まれたまんまの姿なら ちょうどいいかなって思ったの 明日の朝が怖いから あの人がもう居ないから ひとり湯船に沈んで あたし泣いたの 涙の湯船に沈んで 死んでもいいかなって思ったの
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薄闇紫色の空に上がった三日月が 優しく笑ったように見えて ちょっとだけ ちょっとだけ 泣いてもいいかなって思ったんだ ちょっとだけいいよね ちょっとだけならいいよね だって私頑張っているもの 誰かに認めてほしくて 誰も気が付いてくれないから ちょっとだけ疲れたんだ だからその分 泣いてもいいよね
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思い出だけじゃ生きていけない。 それはわかっているけど どれくらい遠くなったか数えては 悲しみに暮れ 虚無感でいっぱいになり 無駄なことだと自覚しているのに、 だけど未だに思い出の中にいる。
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風に揺れている花 幼き頃に覚えた花 しなやかな葉 鮮やかな花びら 一面に揺れる 揺れる 青い空にも 夕暮れの空にも 懐かしさと 優しい気持ちを運んでくれる 森へ帰る鳥にも 優しく揺れる 揺れる 誰に教えてもらったのか それだけが思い出せないまま
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言葉少なに語る彼女の涙を見て 一生懸命慰めようとした 後から後から出てくる自分の言葉に 私は私への言葉だと気付く 誰よりも私が言われたかったんだ 彼女の中に私がいた
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今の私には何も願うことがない あの日から あの日 二人の未来を失ってから そうね だから 願える事柄をください そんなことを言ってみる 今宵の月に向かって
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秋の風が冷たさを増して 嫌でもあなたを思い出す 決して口にはしないけど 本当はもう一度 あなたの名前を呼びたいと 無意識のうちに思っていた 気になることは一つだけ あなたは私を思い出してくれますか 確かめる術もないままに 秋は深まってゆく
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キスをしたのは一度きり 狭い部屋で一度きり 赤いドア 小さな窓 ベランダに積もった雪 甘いパンの香り メロディーはピアノ キスをしたのは一度きり それが永遠
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長い夜が辛い 静かすぎる 話し相手もいない ブルーライト画面 虚しいだけだと知りつつ 逃げ場はそこにしかない もっと賢く生きれたら 幸せだと言えるのかな 慰めにもならない電子音 もう聴けないあなたの声が 今聴きたい
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わたしらしく あなたらしく ふたりらしく ただ一緒にいたかったのに それさえも それさえも 許されなかったから 愛だの恋だの言わず 消すことにした わたしがあなたを あなたがわたしを ほんの少し どこか片隅に 憶えていられたらいい だれにも知られずに ふたりだけの ふたりだけの どこか片隅に
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毛布に包まったまま 一日中転がっていた 横から見る世界は 不思議なことに真っ直ぐで 自分の歪んだ性格に 逆に気付いてしまって 嫌気がした
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ほどよく冷たく ほどよく優しく 絶妙なタイミングで あたしを虜にした男 認めたくないけど 認めざるを得ない あたしは完璧に堕ちた ほどよく甘くて ほどよく儚くて あたしは泣いた 恋という名の思い出引きずって 希望のない未来を憂いて
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悲しいけど 悲しいとは言わない たとえ泣いても 泣いたなんて言わない 少しだけ退屈だったと言うから あなたは何も言わず そっと抱きしめて
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僕が好きだったのは ころころとよく笑う君 真っ白なマシュマロみたいな 柔らかい頬っぺたの君 ずっと君だけと誓っていたのにな 時の流れは時に残酷で 自分じゃどうしようもないことがある 好きだって気持ちだけじゃ どうにもならないことって やっぱあるんだな なんでだろ 漠然と思う なんでだろ ちゃんと真... 続きをみる
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つけっぱなしのテレビ 興味のない恋愛ドラマ 内容はどうでもよくて だけど彼女の言葉が気になって そしてその言葉が突き刺さって 主役の女優が嫌いになった あたしサイテー
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甘い甘い香り 優しい記憶 涙が溢れてくるのは何故 蔦から伸びた葉の先 諦めていた蕾 あなたに見せたかった
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永遠に枯れないと思っていた 眺めているだけでよかったのに 余りにも美しくて つい触れてみたくなってしまった 硝子の薔薇は あっけなく 一瞬で 粉々に砕け散った
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嘘をついたこと 悪いと思っていない あなたはそれ以上の嘘で 私を苦しめたから 優しい嘘なら 騙されいてもよかったのに ずっとあなたの隣で 気付かぬふりして笑っていたのに 最後にあなたを傷つけたかった 最悪な女でいいから 最初から愛なんてなかったと 私はあなたに嘘をついた
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溜息が充満した部屋 一気に窓を開け放った 風は秋 こぼれる涙 ほら やっぱり秋
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この空の色が欲しくて 私はここで待っていた 複雑な感情抱えたまま この時を待っていた 夜になる前の月は 充分美しく光を放って その存在だけで 私を慰めてくれる 泣くつもりなんてないのに 涙が流れてくるのは何故だろう 誰もいないから このままでいい この空の色に慰められて 私はここで独り泣く
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言いかけた言葉 「なんでもない」 と言って呑み込む その瞬間 伝えたかった気持ちも 消えたも同然 大切にしていた想いも 消えたも同然 所詮その程度だった 「なんでもない」は 何も無いと云うこと
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綺麗な思い出だけあればいい そう思っていたけど 綺麗な思い出なんて ひとつ残せなかった 可笑しかったことも 嬉しかったことも それなりにあるのに
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欲しいのは本物 だけど嘘でいいです とりあえず埋めてください 真っ白な空欄を なんとか埋めてください
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あなたを責めることで あたしは自分を保っている なんにも言わずにお別れするなんて 綺麗すぎるでしょ 都合良すぎでしょ あなたの思い出にもなれないのなら せめて傷跡残してあげる その傷見るたび あたしを思い出してくれるなら 憎まれていいわ うんと憎んでちょうだい あたしが愛したのは最低な男 そのこと... 続きをみる
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君の声は真っ直ぐに ちゃんと届いているよ 大丈夫 心配しないで 君が望むような返事は 出来てないかもしれないけれど ちゃんと聴いている 君の涙も 震える指先も ちゃんと見ているよ 今までもそうだった これからもそう 君が僕を必要としてくれるなら 僕はいつだって 君の一番そばにいるよ
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少し前を歩く君が 不意に 振り向いて 笑顔で 僕に手を伸ばした その笑顔に恋をした 僕を救ってくれるのは 神様じゃなくて 目の前にいる君なんだと 本気で思った 君の手が僕を救った ありがとうって言葉の 本当の意味を 今 僕は 心から噛みしめている
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目が覚めるたび 必ず見てしまう あなたの名前は もう表示されないのに 別れとはそういうこと 私の眠りは浅くなり 聴こえるはずない着信音 聴こえた気がして また手を伸ばす あなたの名前は もう表示されないのに