Voice of the heart

綴ってます

詩のブログ記事

詩(ムラゴンブログ全体)
  • 今日 私の元に吹いた風が、 明日 あなたの元に届けばいい。 その風に触れて、 あなたが泣けばいい。

  • 二本線

    あの二本線がなければ もっと全部 丸ごと全部 私のものになるのに それでも私は いつものこの場所から 深く深く呼吸をして ずっとずっと眺めている あの頃となんら変わりなく あの時も一人で見ていた でも、いつもあなたを感じていた 全てがあなたのために生きていて この美しい世界は 二人のためにあるって... 続きをみる

  • 訳は訊かなかった 訊けなかった 後悔している 前へ進めない 時間だけ無駄に過ぎて 立ち止まって 後ろばかり見ている せめて 訳を言えばよかった 言えなかった それも後悔している

  • 証拠

    キスをしなかったのは 貴方の優しさ 分かるようで 分からない 求めたのは貴方なのに 受け止めた私をかわした 悲しくもなく 嬉しくもなかった そして求めた 私は求めた 貴方にせがんだ 証拠が欲しかった 愛しているなら今キスをして それで終わりで構わない 愛の証拠を唇に刻んで もし私が泣いても 抱きし... 続きをみる

  • 小悪魔

    キミが言ってくれないから ボクが言うよ 「好きだよ」 でも何か足りない気がする だからもう一度言うよ 「好きだよ」 小悪魔みたいに微笑むキミ 悔しくなるけどそれ以上に 「好きだよ」

  • 心に降る雨

    古い雨の歌 今でも心に響くのは 今でもあの日の雨の中にいるから いくら泣いても泣いても 涙は枯れることなく いくら待っても待っても 愛は戻ってこなかった 雨は 今でも私の心に降り続ける 涙はとっくに枯れ果てたけど 雨は 今でも私の心に降り続ける 止むことはない

  • 許せなくなる前に

    早く迎えに来てよ そして抱きしめて やっぱり君を愛していると 髪を撫でて囁いて そしたら私 ちょっとだけ怒って ちょっとだけ拗ねて ちょっとだけ意地悪言ったら それで全部許すから 待っているから 早く迎えに来てよ 寒さに凍えて 許せなくなる前に 早く迎えに来てよ

  • うやむや

    一生懸命誤魔化していたのは 誰に対してでもなく自分自身へ はっきりと解っているけど 有耶無耶に押し込んだ けど そんなの無理に決まっている 時が経てば収まるなんて 浅はかに思っていたけど 時が経つほど明確になり 余計苦しくなってきた 今ならまだ引き返せるのかな 笑い転げていたあの頃に 戻れるのかな... 続きをみる

  • 声が聴きたい

    この冷たさは冬のせいだけじゃない 感覚のなくなる指先 あなたを想うこの気持ち 切なくて揺れる 眠れないまま揺れる ただ声が聴きたい

  • 忘れるまでの時間

    何も無かったことには出来ないから また思い出している 既に充分な時は過ぎているのに 綺麗に忘れることは無理で あとどの位必要なのか分からない 忘れ去ったら それはそれで悲しいけれど 何十年後にふと思い出した時 優しかったらいい それまでの間 あとどの位必要なのか 全く分からない

  • 馬耳東風

    手のひら返しが凄いね 鮮やかで見事だ イエスマンに成り下がったり 揚げ足取りして糾弾したり 忙しそうだね どうせ自分の意見は無いんだろ どうせ匿名でしか叫べないんだろ 他人様を叩く為なら 自分の行為は棚上げだもんな 自分勝手なルール 個性個性と叫ぶわりに その他大勢に成り下がる 何に怯えているんだ... 続きをみる

  • きっかけ

    きっかけは多分些細なことで だけど多分譲れないことで 後悔なんかしたくないと思ったけど 今こうして少し迷っている どう言えばよかったのか それは今も分からないけれど 昨日より今日が 今日より明日が ほんのちょっと優しければいい 間違いなく風は厳しくなるけれど 足元の花に気付いたとき ふわっと嬉しく... 続きをみる

  • 月が微笑む夜

    いつもより  素直になれた夜だから いつもより  優しくなれた夜だから 月も微笑んで見えた こんな夜があるから  また夢が見れるよ   ありがとう

  • 青い魚

    青い魚は眠っている 底の方で眠っている 私は青い魚が可愛くて 空に飛ばしたいと思っていた そんなことしたら死んじゃうから 絶対できないことだけど 青い魚が空を飛んだら きっときっと笑うと思う 私は笑った青い魚が見たいと思った そしたら私も笑うと思う 青い魚が可愛くて 硝子を叩いて起こしてみた 青い... 続きをみる

  • おろおろ

    本当はただの馬鹿なのに 利口の振りしていただけです 無理して背伸びして あざといだけです だから もう 疲れた 結局全部無理だった ごめんなさい 悪いのは私です 所詮愛されるわけがない 判ったところで馬鹿だから 引き際が判らないのです どこの誰よりも 自分自身を馬鹿にしながら 誰にも助けてと言えな... 続きをみる

  • 貴方の罪

    あんなに会いたかったのに 今はもう会いたくない どんなに話しかけられても 何を話したらいいのかわからない  あの日の返事  してくれないから  あの日のまま  止まっている でもそれは 愛が無くなったんじゃない 多分今でも愛してる きっと貴方にはわからない わかってくれなくていい 返事もできない人... 続きをみる

  • 捨て猫

    お前も捨てられたのかい じゃあ仲間だな でもお前は可愛いから きっとすぐに拾われるさ 可愛がってもらいなよ 人懐こい仔猫は あたしの足元にすり寄って 生きてるよって鳴いていた 本当はあたし 捨てられたんじゃない あたしが彼を捨てたんだ だけど何故か 捨てられたようでさ 理不尽な感情 整理つかないま... 続きをみる

  • silent mode

    夜明けの色は哀しみ色だった いつか見たそれとは違って 何かを揺さぶられるかの如く 何とも言えない想いがあった だから泣いた その色が続く間だけ 束の間のサイレントモード

  • 一緒にいようよ

    月明りの夜だから 今夜だけは泣かないで 一緒にいようよ 君の震える声 涙を我慢しているね 気づいているけど 気づかない振りしているよ 満月が綺麗だから 今夜だけは泣かないで 一緒にいようよ 僕だって一人になったら 泣いてしまうから せめて 今夜だけは泣かないで 一緒にいようよ

  • ループ

    今日も目覚めとともに  君を探す それは無限ループ 見つかっても  見つからなくても 眠りつくその瞬間まで 知りたい欲求満たせない  地獄のループ

  • ピック

    宝物だった 私には必要ない物だったけど ずっと宝物だった 裏にはあなたの名前 雑に書かれたその名前が愛しくて 恋が終わって 宝物ではなくなった でも捨てられない それは私の気持ちと同じで

  • 紅茶

    冷めた紅茶 一気に飲み干して 溜息と同時に 一気に涙が出た わかっていたこと わかっていたこと それなのに何故 こんなにも求めてしまうの 冷たい指先 もう届かない あのひとに もう届かない

  • 今日はいいよね

    今日は、いいよね 今日くらい、いいよね 泣いちゃって、いいよね 自分で、自分を許さないと 泣けないなんて 可哀想だね、わたし

  • 不自然

    時がどんなに過ぎても 私は今もあの空の下にいる あの日の気持ち 色褪せないまま あなただけがいなくて とてもとても不自然に 今日のこの空を見上げている

  • どうしてだろう

    見る目がなかっただけなんだけど 認めたくない思いがある どうしてだろう 幻滅するくらい呆れたのに まだ嫌いになれない 情けないのはアイツなのに それ以上に 自分のことが情けない あたしに見る目がなかった それだけのことなのに どうしてだろう 嫌いになれない

  • マニキュアなみだ

    爪が割れた 爪切りで切って 不格好になったから マニキュアを塗った 綺麗に見せたくて塗ったのに よけい不格好が目立った あぁ 結局そうなんだ 頑張っちゃって やり過ぎちゃって おかしくなる たかが爪 されど爪 マニキュア塗って泣いている

  • そう、

    あなた、 間違ったって言ったけど 間違いではないはず 私の声が聴きたくなったのでしょう わかっているわよ あなたのことならなんでも だけどあなた、 間違ったって嘘ついたから その嘘に乗っかっただけ だからすぐに切った 嘘なら平気なはず ねぇそうでしょう 近々またかかってくるはず そう、 あなたのこ... 続きをみる

  • YAMAI

    彼との日々は とっくに終わってるのに 今でも気になって 今日どうしているのかななんて 思ってしまったりする 今どこにいて 今誰といて 今何しているのかなんて 今の私には知る必要もないのに 気になって 気になって 気を病んで やっぱりまだ好きってことだけ 実感してしまって ううん そうじゃないのって... 続きをみる

  • ずっとぎゅっと

    寒くなったね ぎゅっとしてよ 照れ屋なあなたにわざと言う ふざけんなよってあなた逃げるけど 私は全然ふざけてない ねぇ ぎゅっとしてよ 寒いからだけじゃない ぎゅっとして 私の心ごと ぎゅっとして ずっと 離さないでよ

  • 湯船

    あったかい湯船に沈んで あたし泣いたの 息もできなくて 死んでもいいかなって思ったの 生まれたまんまの姿なら ちょうどいいかなって思ったの 明日の朝が怖いから あの人がもう居ないから ひとり湯船に沈んで あたし泣いたの 涙の湯船に沈んで 死んでもいいかなって思ったの

  • ちょっとだけならいいよね

    薄闇紫色の空に上がった三日月が 優しく笑ったように見えて ちょっとだけ ちょっとだけ 泣いてもいいかなって思ったんだ ちょっとだけいいよね ちょっとだけならいいよね だって私頑張っているもの 誰かに認めてほしくて 誰も気が付いてくれないから ちょっとだけ疲れたんだ だからその分 泣いてもいいよね

  • 自覚

    思い出だけじゃ生きていけない。 それはわかっているけど どれくらい遠くなったか数えては 悲しみに暮れ 虚無感でいっぱいになり 無駄なことだと自覚しているのに、 だけど未だに思い出の中にいる。

  • 秋桜

    風に揺れている花 幼き頃に覚えた花 しなやかな葉 鮮やかな花びら 一面に揺れる 揺れる 青い空にも 夕暮れの空にも 懐かしさと 優しい気持ちを運んでくれる 森へ帰る鳥にも 優しく揺れる 揺れる 誰に教えてもらったのか それだけが思い出せないまま

  • 彼女の中の私

    言葉少なに語る彼女の涙を見て 一生懸命慰めようとした 後から後から出てくる自分の言葉に 私は私への言葉だと気付く 誰よりも私が言われたかったんだ 彼女の中に私がいた

  • サムイアメノヒ

    文字にしたらなんて陳腐なんだろう 所詮 私の想いなんてそんなものなのか 淋しがり屋が集まる夜更け 流れていく捨て台詞 馬鹿にしながら眺めていたけど なんだよ 同じじゃないか 一生懸命気持ちを込めて 文字にしたはずなのに なんだよ あいつらと同じじゃないか 他人から見たらきっと 大して違いはないんだ... 続きをみる

  • 今宵の月に

    今の私には何も願うことがない あの日から あの日 二人の未来を失ってから そうね だから 願える事柄をください そんなことを言ってみる 今宵の月に向かって

  • 秋風に想う

    秋の風が冷たさを増して 嫌でもあなたを思い出す 決して口にはしないけど 本当はもう一度 あなたの名前を呼びたいと 無意識のうちに思っていた 気になることは一つだけ あなたは私を思い出してくれますか 確かめる術もないままに 秋は深まってゆく

  • 永遠のキス

    キスをしたのは一度きり 狭い部屋で一度きり 赤いドア 小さな窓 ベランダに積もった雪 甘いパンの香り メロディーはピアノ キスをしたのは一度きり それが永遠

  • これも運命

    こうなったのは あなたのせいじゃないよ きっと私のせいでもない 運命感じちゃって 一瞬で埋め合った隙間 あなたの好きなモノ 好きになろうとした 私の好きなモノ 気にしてくれた いじらしくて 青春ごっこのような二人だった ねぇ あの時感じた運命 なんだったんだろうね 今はまだ無理でも いつか笑い話に... 続きをみる

  • 電子音

    長い夜が辛い 静かすぎる 話し相手もいない ブルーライト画面 虚しいだけだと知りつつ 逃げ場はそこにしかない もっと賢く生きれたら 幸せだと言えるのかな 慰めにもならない電子音 もう聴けないあなたの声が 今聴きたい

  • 片隅

    わたしらしく あなたらしく ふたりらしく ただ一緒にいたかったのに それさえも それさえも 許されなかったから 愛だの恋だの言わず 消すことにした わたしがあなたを あなたがわたしを ほんの少し どこか片隅に 憶えていられたらいい だれにも知られずに ふたりだけの ふたりだけの どこか片隅に

  • 毛布

    毛布に包まったまま 一日中転がっていた 横から見る世界は 不思議なことに真っ直ぐで 自分の歪んだ性格に 逆に気付いてしまって 嫌気がした

  • ほどよく

    ほどよく冷たく ほどよく優しく 絶妙なタイミングで あたしを虜にした男 認めたくないけど 認めざるを得ない あたしは完璧に堕ちた ほどよく甘くて ほどよく儚くて あたしは泣いた 恋という名の思い出引きずって 希望のない未来を憂いて

  • あまのじゃく

    悲しいけど 悲しいとは言わない たとえ泣いても 泣いたなんて言わない 少しだけ退屈だったと言うから あなたは何も言わず そっと抱きしめて

  • 長い夜の始まり

    いつになったら慣れるのかしら このヒンヤリとした広い部屋 雨上がり 開けた窓 湿った風は 金木犀の香り いつまでたっても慣れないから 諦めて窓を閉めた 長い夜 意地悪な時計 積み重ねた本 揺れるキャンドルの灯り 私の狭い狭い世界は 誰にも知られることもなく うんざりするほど繰り返される 孤独との闘... 続きをみる

  • どうにもならない現実

    僕が好きだったのは ころころとよく笑う君 真っ白なマシュマロみたいな 柔らかい頬っぺたの君 ずっと君だけと誓っていたのにな 時の流れは時に残酷で 自分じゃどうしようもないことがある 好きだって気持ちだけじゃ どうにもならないことって やっぱあるんだな なんでだろ 漠然と思う なんでだろ ちゃんと真... 続きをみる

  • 恋愛ドラマ

    つけっぱなしのテレビ 興味のない恋愛ドラマ 内容はどうでもよくて だけど彼女の言葉が気になって そしてその言葉が突き刺さって 主役の女優が嫌いになった あたしサイテー  

  • 甘い甘い香り 優しい記憶 涙が溢れてくるのは何故 蔦から伸びた葉の先 諦めていた蕾 あなたに見せたかった

  • よくある話

    天気が良かったのに 出かけた途端 雨が降り出す それはよくある話だけど 雨に濡れた程度じゃ 泣いたりしないけど 堪えきれなかったのは あの雨の日を思い出したから ツイてなかったと言い聞かせながら ただ雨に打たれながら 長い長い道のりを歩いた 止まない雨の中 真っ暗闇な雨の中 温かい場所へ帰りたかっ... 続きをみる

  • 硝子の薔薇

    永遠に枯れないと思っていた 眺めているだけでよかったのに 余りにも美しくて つい触れてみたくなってしまった  硝子の薔薇は   あっけなく    一瞬で     粉々に砕け散った

  • 積木

    何よりも情けなかったのは まったくもって 大切にされなかったこと 優しい言葉も 買ってくれた物も あまり意味はなくて あの人の身勝手に 付き合わされただけだった 馬鹿な私は浮かれて 恋だと信じ切っていた だけどわかっている あの人を恨むのはお門違い 私はただ大切にされたいだけだった 優しい言葉より... 続きをみる

  • 嘘をついた

    嘘をついたこと 悪いと思っていない あなたはそれ以上の嘘で 私を苦しめたから 優しい嘘なら 騙されいてもよかったのに ずっとあなたの隣で 気付かぬふりして笑っていたのに 最後にあなたを傷つけたかった 最悪な女でいいから 最初から愛なんてなかったと 私はあなたに嘘をついた

  • 執着

    愛してるって心も ねぇ 幻だったのかな 全部消えちゃったら 記憶の中でしか 二人は生きていない 憎しみしや 恨みしか残さないのなら もっと平気でいられるものを あんなに愛していたのに ねぇ 幻だったのかな 幻だったら納得できる 今の虚無感も あとは執着をやめればいい 記憶の中の二人のために 誰より... 続きをみる

  • 泣いていいよの言葉を待たずに あたしは咽び泣いたんだ 言いたいことは山ほどあったけど 一つも言えず泣いたんだ このままいてよ そばにいて うんざりするほど泣くけどさ きっと独りぼっちじゃ泣けないからさ 涙でできるはずもないんだけれど 全部吐き出し流し去りたい 堪えてた思い抑えないままに あたしは咽... 続きをみる

  • fall

    溜息が充満した部屋 一気に窓を開け放った 風は秋 こぼれる涙 ほら やっぱり秋

  • 夜になる前の月

    この空の色が欲しくて 私はここで待っていた 複雑な感情抱えたまま この時を待っていた 夜になる前の月は 充分美しく光を放って その存在だけで 私を慰めてくれる 泣くつもりなんてないのに 涙が流れてくるのは何故だろう 誰もいないから このままでいい この空の色に慰められて 私はここで独り泣く

  • なんでもない

    言いかけた言葉 「なんでもない」 と言って呑み込む その瞬間 伝えたかった気持ちも 消えたも同然 大切にしていた想いも 消えたも同然 所詮その程度だった 「なんでもない」は 何も無いと云うこと

  • つもり

    自分でちゃんと 解っていました 自分のことくらい 解っていました あなたのことも 一番解っているつもりでいたけど つもりはつもり 結局何も解っていなかった それが哀しいのです だからもう側にはいられない だからもう 愛していると言えない 愛していたのに それもつもりだったのかもって 思ってしまう ... 続きをみる

  • 残念

    綺麗な思い出だけあればいい そう思っていたけど 綺麗な思い出なんて ひとつ残せなかった 可笑しかったことも 嬉しかったことも それなりにあるのに

  • 生きていくために

    泣くことは止めました 心を捨てました 生きていくために 私の柔い心のままじゃ このとんがった世界では 生きていけない 澱んだ空気が苦しくて 慣れることができないまま 涙を流して浄化していたけど それも限界の時が来ました なので 泣くことは止めました つまりは 心を捨てました こんな私でも 生きてい... 続きをみる

  • 蒼い空

    思ったより蒼い空 そこに描いたのは夢じゃなく 笑ったあなたの顔だった それが余計に惨めだった ずるい私は曖昧な言葉を最後にした あなたが返事をしやすいように 馬鹿だな 馬鹿だな 返事なんてもう来ないよ 終わりにしたのは私じゃないか それで前に進もうって思ってたのに 後ろばかり見てる あなたばかり探... 続きをみる

  • 空欄

    欲しいのは本物 だけど嘘でいいです とりあえず埋めてください 真っ白な空欄を なんとか埋めてください

  • つじつま

    今はもう 愛していたとは言えないけれど 愛じゃなければ辻褄合わない それくらいの日常でした 全部あなたが基準になって 危うい私は情けないほど 夢中で恋しました それがずっと続いていたなら 私は幸せだったのでしょうか それとも 夢から覚めた今の方が 幸せになれるのでしょうか 今はもう 愛していたとは... 続きをみる

  • 確証

    この世に無駄なことなんてないよ そんな話をいつだか聞いた あぁそうかもね そう思ったけどね だけどね でもね じゃあなんで あなたと私は出逢ったの 無駄なことだとは思ってないけど 無駄じゃなかったと言える確証が欲しい どうしても欲しい 手に入れたってきっと二人は戻れない それでも欲しい 独りの夜に... 続きをみる

  • 愛しているのかわりに

    あなたを責めることで あたしは自分を保っている なんにも言わずにお別れするなんて 綺麗すぎるでしょ 都合良すぎでしょ あなたの思い出にもなれないのなら せめて傷跡残してあげる その傷見るたび あたしを思い出してくれるなら 憎まれていいわ うんと憎んでちょうだい あたしが愛したのは最低な男 そのこと... 続きをみる

  • 僕はいつだって

    君の声は真っ直ぐに ちゃんと届いているよ 大丈夫 心配しないで 君が望むような返事は 出来てないかもしれないけれど ちゃんと聴いている 君の涙も 震える指先も ちゃんと見ているよ 今までもそうだった これからもそう 君が僕を必要としてくれるなら 僕はいつだって 君の一番そばにいるよ

  • 本当の意味

    少し前を歩く君が 不意に 振り向いて 笑顔で 僕に手を伸ばした その笑顔に恋をした 僕を救ってくれるのは 神様じゃなくて 目の前にいる君なんだと 本気で思った 君の手が僕を救った ありがとうって言葉の 本当の意味を 今 僕は 心から噛みしめている

  • not display

    目が覚めるたび 必ず見てしまう あなたの名前は もう表示されないのに 別れとはそういうこと 私の眠りは浅くなり 聴こえるはずない着信音 聴こえた気がして また手を伸ばす あなたの名前は もう表示されないのに